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ワールド

【ネタボケライフ】
第1100回の結果が出ましたね
そてさん2連勝とか凄すぎだわ
個人的には39位/198位。点数の幅広すぎて笑ったw
とにかく真ん中の点数つけた人が少なかった
投稿回数5に到達したので採点もできたらな、って思います
全然基準が分からないからしばらく様子見るのも一手かもだけど…

【僕らの放課後】
一回戦の結果が出ましたね
なんとか2位通過できました!
そして二回戦、次の対戦相手が…

にゃさん、たろうさん、ヒヨコの生き甲斐さん

この中から2人通過です
ひらがな軍VSヒヨコの生き甲斐さん
ということで頑張りたいっす

気になったブロックも一通り見て
「なるほど!」「あの人が?」ってこともありました
あと気になったのは長文の少なさですね
ネタボケ勢とかでやってきそうなのに…

とにかくまたボケをひねり出す時間が必要だわ…
もう失うものは何もないから頑張ろう~

以下、見たい人だけ見るボツネタ集(2個だけです)↓↓




お題:「あの社員は会社のお荷物だ」と上司が言ったのはどうして

ボツネタ①

海外出張でいち早く現地に着く

ボツネタ② ※クソみたいに長文です

「チュビッ チュビッ」

有給休暇をとりベッドで寝込む俺を目覚めさせる。
古ぼけた鳩時計は既に午後二時を回っている。
秋風とトラックの排気に街路樹が揺れている。
いつぶりだろう、鳥の鳴き声なんかに耳を傾けるのは。
郊外地のビル建設プロジェクトを手がけて以来、
周囲の声はおろか自然のさえずりさえ聞こえてなかった。
そんな不可思議な錯覚が俺の精神を蝕んでいた。

俺は声の呼ぶ方へ窓ガラスを引いた。
野球を始めた息子に割られて張り替えたばかりだ。
たかしの奴、泣いてるだけで謝りもしなかった。

「…チュピ」

先程よりも幾分小さな声で鳴くツバメの親子が地面にいた。
いや、転がっていたという表現でも違和感がない姿だ。
「片づけておけ」俺ははっきりとそう告げたはずだった。
鳥の傍らでガラスまみれの軟球が無造作に横たわっている。
その光景が実に滑稽で、不憫に、そして物悲しく思えた。

「ジリリリリ」

時代遅れな着信音が鳴る。家族からの着信はこれだ。
レトロな黒電話の響きが気に入ってるわけではない。
機械音痴な俺に変える方法が分かるはずがないのだ。
しかめっ面をして通話ボタンに指を乗せた。

「迎えに来れる?」

息子のか細い声だ。不思議と予感は当たった。
「ああ」一言告げて迎えに行く。ほんの15分の距離だ。
校門に横付けしてカーステレオの拓郎を止める。
二番に差し掛かって途切れた「落陽」が心に染みる。
眼を赤く腫らした息子が乗り込む。勿論車内は無言だ。
こいつは気が小さいくせに意固地になりやすい。
少年野球への入団も、俺の反対を全く受け入れなかった。
そんな性格だから周りの子の標的にされるんだ。

数分のドライブも静寂とエンジン音で空気が重い。
赤信号につかまり、ふと助手席の息子に目をやる。
気まずさからかドアミラーにニキビっ面を映している。
自分でいうのもおかしな話だが少年期の俺と瓜二つだ。


俺は田舎暮らしの割に厳しい家庭に育った。
読みあさったファーブルに憧れて虫取りに明け暮れた。
外出を引き留める両親が相当手を焼いたに違いない。
俺は生物学者になる-そう友人に漏らしては目を輝かせた。
そして今、建設会社でしがないサラリーマン生活を送る。
世間とは浅はかな少年の夢を、津波のようにさらっていく。

プロ野球選手になる-しきりに口に出す息子が横にいる。
六年生にもなって背番号さえ貰えずに何を言うか。
口には出せない、本当は口にしたくないのかもしれない。

中古のオンボロJEEPが不格好にビルをすり抜けていく。
なぜだろうか、あのツバメたちのことを思い出した。
「あいつら住む場所もねえのか…」
少年期のような生きとし生ける者への慈悲が蘇ってくる。
せっかくの休暇に、俺はいったい何を考えているのだろう。

孤独に嘲笑しているうちに我が家に辿り着く。
早々と降りた息子が玄関先のツバメに目をやった。

「可哀想だな」

寂しげに彼らを見て、この言葉を発する息子にはっとする。
なぜそんな純粋な一言が言えなかったのだろう。
自然な感情を笑っては、天の邪鬼な大人になっていた。
そんな自分を恥じては、悔しさから携帯を握りしめていた。

プルルルル
「山崎くんか、どうしたんだね」
「プロジェクトの件ですが、設計図を描き直したいんです」
「何を言うか君は、先週の会議で通したばかりじゃないか」
「いえ、ツバメが巣を作れるような場所を加えたいんです」
「なんだ、ばかばかしい」
「ばかばかしい?」
「ばかばかし過ぎるよ。急になんだね、君は」
「部長、私は…」
「いいか、よく休むんだ。プロジェクトは君次第なんだ」

ふと我に返って携帯を落とした。何をやってるんだ、俺は。
こんな小さな命さえ救ってやれない、なんて無力なんだ。
あっけにとられた息子が背を向けて一人部屋へと消える。
ツバメたちは息とも声ともとれる音を鳴らしている。
電話の向こうで、談笑する部長の声が僅かに聞こえる。



「あの社員は会社のお荷物だ」

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無難な投稿にしてよかった~ってかボケでも何でもないなコレ
それにしてもりん子さんが長文で突破してたのを見ると
「かっこええ!」とも思いましたw

不毛な長文は駄目だね!何言ってるか分からなくなるから今後は気をつけよう!


おわり!!

by surume888 | 2009-01-13 00:37  

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